先日ANAの株主優待券が送られてきました🙌
実はかなり前にANA株主優待券欲しさにANAの株を買っていたのです。(もちろん、NISA枠で・・・)
ちなみにANAの株を買わずにANA株主優待券を手に入れることもできますので、その方法については後述しますね。
さて、せっかくANA株主優待券が届いたのですからなるべく有効に使いたい。
一般的にANAの航空券を安く購入できるのはANAスーパーバリューセール、続いてスーパーバリュー75・55・45・28・21と続きますよね。
そんな中、スーパーバリューではなく株主優待券を使うメリットはどういうタイミングなのか、しっかり確認していきましょう。
また、私はまだ2024年SFC修行を解脱していない身なので、SFC修行にとって有効な使い方も合わせて確認していきたいと思います。
ANA株主優待券とは
株主優待券とはその名の通り、ANAの株を持っている株主に送られる特典の1つです。
この株主優待券を使うと、ANAの国内線(コードシェア便含む)を片道1区間、通常価格の半額で購入することができます。
ANAの株主優待券は、発行基準日(3月と9月)に100株以上の株を所有している株主に5月下旬、11月下旬にそれぞれ発送されます。
株主優待券の枚数は取得している株数で異なりますが100株では1枚となっています。
年に2回発送されますので、100株持っていれば年に2枚取得することができます。
ANA株主優待券とスーパーバリューの運賃比較
ANA株主優待券とスーパーバリューの運賃単純比較
以下は2024年10月の羽田→那覇便の運賃です。
スーパーバリューは18,610円~
株主優待割引は28,160円となっています。
1万円も違うとなると、スーパーバリューで予約したいですよね。
ローシーズンになるとこの差はもっと開いてきます💦
ANA株主優待券が有利になる条件
先のように、ある程度先の予定が決まっている場合はスーパーバリューで予約が一番お得です。
ANA株主優待券は以下のシーンでその利用価値が最も高くなります。
- 航空券が高騰するハイシーズン(ゴールデンウィーク・年末年始など)
- 直前の予約
株主優待券には利用シーズンに制限もないので、上記のようなタイミングで航空券を購入する場合に活用しましょう。
ANA株主優待券のメリット・デメリット
ANA株主優待券のメリット
- シーズンに関係なく利用できる
- 便の変更やキャンセルが無料
- 早割よりも予約がとりやすい
- 時期によっては早割よりも安くなることがある
- プレミアム運賃にも利用できる
尚、プレミアム運賃は通常のプレミアム運賃の半額にはなりません。
本券で「プレミアムクラス」をご利用の場合は、普通席の「株主優待割引運賃」に所定
ANA株主優待サービスより
金額の追加が必要となります。
限りなく半額に近いですけどね。。。
路線 | プレミアム運賃 | プレミアム株主優待運賃 | 半額との差分 |
---|---|---|---|
東京札幌 | 63,600 | 36,500 | 5,000 |
東京沖縄 | 73,800 | 41,550 | 4,650 |
一番大きなメリットは「便の変更やキャンセルが無料」という点ですね。
スーパーバリューの場合は便の変更ができないので、確定していない予約は取りづらいですよね。
株主優待券であれば直前まで変更できるのでかなり柔軟に利用することができます。
ANA株主優待券のデメリット
- 利用期限がある(株主優待券有効期間および航空券有効期間の両方が期間内である必要がある)
- 国際線では使えない
- 利用価値が高いタイミングで利用しないとスーパーバリューよりも割高になる
ANA株主優待券を使ったSFC修行
株主優待券のプレミアムポイント(PP)はANAバリュー、ANAスーパーバリュー、ANAトランジットと同じ75%です。
プレミアム株主優待割引運賃の場合は125%。残念ながらプレミアム運賃の150%と同じにはなりません。
以上の情報を踏まえ、SFC修行には株主優待券を使えるか、、、というと「なるべく安い費用でなるべく多くのPPを稼ぐ」という観点からはあまり有効ではないという結論になります。
どうしてもスーパーバリューの方がお安いですし、もらえるPPは同じなので・・・。
しいて言えば、SFC修行の終盤でまだPPが足りない場合、プレミアム株主優待割引を使って125%のPPをもらう、という手が有効かもしれません。
もちろん、予定外のフライトが必要になった時(直前やハイシーズン)には活用することで安い運賃で同じPPを稼ぐことができます。
ANA株を買わずに株主優待券を手に入れる方法
ANA株主優待券は金券ショップで手に入れることもできます。
「ANA株主優待券 金券ショップ」などで検索するとヤフオクなどのオークションサイトの他、様々な金券ショップで販売されています。
充分ご確認の上、安全なサイトでご購入くださいね。
尚、株主優待券は無記名式ですので、株主以外の方(家族や友人、知人)でも問題なく使えます。
ANA株主優待券とスーパーバリューどちらが良いかまとめ
今回はANA株主優待券とスーパーバリューの運賃を比較し、どちらがお得か、というか観点からメリットやデメリットをまとめてみました。
結論、安さ(お得さ)を重視するのであれば、ANA株主優待券はスーパーバリューにはかないません。
ただ、予約の変更・キャンセルなど柔軟に対応したい予定の時は大活躍しそうです。
また突発的なフライトであれば高い基準運賃で購入するくらいなら株主優待券を使って半額で購入するべきですね。
プレミアムポイント(PP)についてはスーパーバリューと変わりません。(プレミアムクラスの場合、通常購入時よりも若干落ちます)
株主でない方は金券ショップなどを確認してみてくださいね!