これからプラチナ会員を目指す方、すでにプラチナ会員を達成された方はANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を付帯することができるクレジットカードの中からどのクレジットカードを選ぶのが最適なのか、ちょっと悩みますよね。
この記事では実際に2024年スーパーフライヤーズカードを目指す当サイト運営者のmimoが最適な一枚を探すために各条件を調べまくった結果をご紹介していきます。
スーパーフライヤーズカードを取得するまでに作成すべきカードとSFCを維持するためのカードがありますのでおすすめのカードをご確認ください。
これから一緒にANAプラチナ会員を目指す方の参考になれば幸いです。
「イージーマイル」運営者のmimoです⭐️
2023年一念発起し2024年のSFC修行を決意しました。
辛いSFC修行ではなく、楽しみながらプレミアムポイントを貯めていきます。
これからSFC修行を予定している方にも、もう少し先かな?という方にも参考になったらいいな❤️
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)はクレジットカードに付帯するもの
混同しがちなのですが、ANAスーパーフライヤーズカードは【カード】と呼ばれていますが、スーパーフライヤーズカードというクレジットカードがあるわけではありません。
プラチナ会員以上のステータスを獲得した場合、所定のクレジットカードにSFCの特典を付帯させるものです。
SFCを取得するためには最低でもプレミアムポイントを50,000ポイント達成する必要があります。
※ライフソリューションサービス+カード決済条件を併用する場合は30,000ポイントです。
スーパーフライヤーズカード取得のためには航空券を購入してプレミアムポイントを貯める必要がありますから、その際にも当然クレジットカードは利用しますよね。
おすすめのカードは航空券購入特典やフライトボーナスマイルもありますので、SFC修行の前に作っておく方がよりお得です。
ANAスーパーフライヤーズカードを付帯できるクレジットカード
一般カード
- ANA JCB一般カード
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA アメリカン・エキスプレス・カード(一般)
- ANA JCBワイドカード
- ANA VISAワイドカード
- ANA マスターワイドカード
以下の一般カードにはスーパーフライヤーズカードは付帯できません。
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA JCBカードZERO
ゴールドカード
- ANA JCBワイドゴールドカード
- ANA VISAワイドゴールドカード
- ANA マスターワイドゴールドカード
- ANA ダイナースカード
- ANA アメリカン・エクスプレス・ゴールド・カード
以下のゴールドカードにはスーパーフライヤーズカードは付帯できません。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
プレミアムカード
- ANA JCBカードプレミアム
- ANA VISAプラチナプレミアムカード
- ANA アメリカン・エクスプレス・プレミアム・カード
- ANA ダイナースプレミアムカード
初めてのスーパーフライヤーズカードにおすすめのカードのグレード
初めての、、、と記載しましたように、スーパーフライヤーズカードは一度付帯したのちに他のクレジットカードに変更することが可能です。
このため、一番年会費がお安い一般カードにスーパーフライヤーズカードを付帯し、徐々にカードのグレードを上げていく(アップグレード)ことも可能です。
逆にカードのグレードを下げるダウングレードも可能ですよ。
カードのグレードは一般カード<ゴールドカード<プレミアムカードとありますが、一般カードの場合、年会費の割にはメリットが少なく、お得度がかなり低いためおすすめできません。
特に気になる点は以下の通りです。
※一般カードのうち、ワイドカードはフライトボーナスマイルが25%です。
一般カードの場合貯まったポイントをマイルに移行するために手数料がかかります。
この手数料と年会費を合わせるとゴールドカードの年会費とほとんど変わりません。
つまり、年に1回以上ポイントを交換するのであれば、ゴールドカードがお得!ということです。
もちろん、ゴールドカードには保険などの一般カード以上のメリットがありますから、もう一般カードを選ぶ理由はほぼないと思います。
そして、プレミアムカード。
もちろん、プレミアムですからゴールドよりも更に特典が多くなりますが、その分もちろん年会費が割高です。
先にお伝えしたように、スーパーフライヤーズカードは後に変更することが可能ですので、必要に応じてアップグレードすれば良いと思います。
というわけで、
おすすめのグレードはゴールドカード
ということになります。
ANAゴールドカードの中でおすすめのクレジットカード
スーパーフライヤーズカードは一度取得すると一生物ですから、その維持費は非常に重要です。
そうはいっても年会費だけで決められないのがスーパーフライヤーズカード選びの難しいところです。
以下のポイントを1つずつ見ていきましょう!
- 年会費
- 入会キャンペーン比較
- マイル還元率とフライトボーナス
- 保険
- 国内空港・海外空港ラウンジ利用
各ゴールドカードの年会費
スマートフォンの方は横スクロールできます。
カード | 年会費 | 家族カードの年会費 | 本人+家族 |
---|---|---|---|
JCB | 15,400 | 4,400 | 19,800 |
VISA | 15,400 | 4,400 | 19,800 |
マスター | 15,400 | 4,400 | 19,800 |
ダイナース | 29,700 | 6,600 | 36,300 |
アメックス | 34,100 | 17,050 | 51,150 |
※年会費は税込表示です。2023年12月現在の年会費を表示しています。
※家族カードを一枚発行する前提で「本人+家族」を計算しています。
年会費を見ると、ダイナースやアメックスはないな、、、って感じですね。
入会キャンペーン
入会キャンペーンについてはスーパーフライヤーズカード付帯とは直接関係はありませんが、スーパーフライヤーズカードを目指す方にとっては非常に重要なポイントなのでご紹介しますね。
初めてのANAカード作成の場合、いずれのゴールドカードでもANAマイ友プログラムの適用で2,000マイルもらえます。
こちらはカード入会前に登録が必要ですのでご注意ください。
また、その他ANA主催のキャンペーンなども随時開催されていますが、ここではクレジットカード単体の入会キャンペーンを比較します。
スマートフォンの方は横スクロールできます。
カード | キャンペーンポイント | 条件※ |
---|---|---|
JCB | 47,000 | 2024年5月末までに150万円利用 |
VISA | 2,000 | |
マスター | 2,000 | |
ダイナース | 128,000 | 3ヶ月で300万円利用 |
アメックス | 95,000 | 3ヶ月で150万円利用 |
※カード利用金額に応じて段階的に付与されるポイントの最大条件を表示しています
ダイナースの条件はなかなかのものですね。カード利用額が3ヶ月で300万だと1ヶ月100万円計算です。
入会特典でみると、JCBかアメックスが良さそうです。
アメックスゴールドカードはカード保有者からの紹介が一番お得です。
各ゴールドカードのマイル還元率とフライトボーナス
次に各社のマイル還元率とフライトボーナスを見ていきます。
カード | マイル還元率 | ANA利用時のマイル還元率 | フライトボーナス |
---|---|---|---|
JCB | 1%〜1.075% | 1% | 40% |
VISA | 1% | 1% | 40% |
マスター | 1% | 1% | 40% |
ダイナース | 1% | 1% | 40% |
アメックス | 1% | 2% | 40% |
各社大きくは変わりませんが、JCBのみ条件に応じて最大マイル還元率が1.075%となっています。
他、アメックスはANA利用時のマイル還元率が2%(通常時の2倍)となっています。
SFC修行のために航空券をたくさん購入することを考えるとアメックスの2%は大きいですよね。
各ゴールドカードの保険
よく旅行に行かれる方は保険の範囲も気になるところです。
保険についてはカードを利用した旅行であるかそうでないかで適用金額が変わることがあります。
★マークがある項目はカード利用があった時のみ適用される補償金額です。
カード | 海外旅行損害保険 | 国内航空損害保険 | 国内旅行損害保険 |
---|---|---|---|
JCB | 5,000万円 ★1億円 | 5,000万円 | 5,000万円 |
VISA | ★5,000万円 | 5,000万円 | ★5,000万円 |
マスター | ★5,000万円 | 5,000万円 | ★5,000万円 |
ダイナース | 5,000万円 ★1億円 | 国内旅行損害保険で補償 | 5,000万円 ★1億円 |
アメックス | ★1億円 | 国内旅行損害保険で補償 | ★1億円 |
JCBカードはカード利用がなくても5,000万円の保証がありますね。
国内空港・海外空港ラウンジ利用
次に国内空港カードラウンジ、海外空港のラウンジ利用特典をみていきましょう。
カード | 国内空港カードラウンジ | 海外空港ラウンジ |
---|---|---|
JCB | 本人のみ無料 | ラウンジキーで利用可能 |
VISA | 本人のみ無料 | なし |
マスター | 本人のみ無料 | なし |
ダイナース | 本人のみ無料 | 特典あり |
アメックス | 本人、同行者1名無料 | 年2回無料 |
国内空港カードラウンジも海外空港ラウンジもアメックスが良さそうですね。
私の場合、国内空港カードラウンジに同行者1名無料はとても助かります。
ANAゴールドカードの最終選考
これまでご紹介してきた中で総合的にコスパが良くておすすめのカードは「ANA JCBワイドゴールドカード」です。
条件が良いのは「ANAアメックスゴールド」と「ANA JCBワイドゴールド」なのですが、維持費を考えると「ANA JCBワイドゴールド」が圧勝です。
とはいえ、それぞれのカードの入会特典はどちらも魅力的!
そうなると、とりあえず「両方のカードを作る!」のがベスト解ではないでしょうか?
もちろん、同時に発行してしまうとカード利用額が分散してしまいますので、順番に、、、となります。
最終的にはいずれかのカードにSFCを付帯して、付帯しなかった方のカードを解約することになります。
今なら、ANAアメックスゴールドカード入会で最大95,000マイル。JCBワイドゴールド入会で47,000マイルです。
ANAアメックスゴールドのカード利用対象期間が3ヶ月で、JCBワードゴールドカードのカード利用対象期間が2024年5月末まで。
現時点(2023年12月)では3ヶ月で150万円利用と、5ヶ月で150万円利用を比較すると、JCBの方が達成しやすそうですよね。
自分でどの程度カードを利用しそうか検討しながら、それぞれのカードに入会する順番や時期を検討されると良いかと思います。
↓下記の表には入会時ボーナスマイルやカード利用で通常発生するポイントは含んでいません。
利用額 | JCB(2024年5月末まで) | アメックス(3ヶ月) |
---|---|---|
30万円以上 | 9000マイル相当 | |
45万円以上 | 15000マイル相当 | |
60万円以上 | 15000マイル相当 | |
120万円以上 | 48000マイル相当 | |
150万円以上 | 45000マイル相当 | 93000マイル相当※ |
※カード保有者からの紹介の場合のプレゼントマイルです。公式サイトからの申し込みの場合は10,000マイル少なくなります。
カード利用については意外とクリアできるものなので、以下の記事も参考にしてくださいね。
ちなみに、「ANAアメックスゴールド」の国内空港カードラウンジ同行者1名無料はとても魅力的なのですが、スーパーフライヤーズカード獲得後はANAラウンジ利用が同行者1名まで無料です。
ですので、ANAアメックスゴールドの国内カードラウンジ利用の優位性はスーパーフライヤーズカードを作成するまでのものとなります。
まとめ:ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を付帯するクレジットカード
今回はANAスーパーフラヤーズカード(SFC)を付帯するならどのカードが良いか、という比較内容をご紹介しました。
維持することを考えると「ANA JCBワイドゴールドカード」が一番コスパが良いです。
ただ、ANAアメックスゴールドの入会特典は爆発的に魅力的なので、まずANAアメックスゴールドに入会し、3ヶ月後にANA JCBワイドゴールドカードに入会する方法が一番おすすめです。
そうは言ってもそんなにカードを利用できない、という方はANA JCBワイドゴールドカードに絞って入会特典の全コンプリートを目指しましょう!