SFC修行中、スケジュールの関係でANAとコードシェア便を運航しているソラシドエア（SNA）を利用することもあるかと思います。SFC修行中には特にANAのプレミアムポイント（PP）やファーストクラス（旧プレミアムシート）に関連するポイントは重要です。
この記事では、SNA便（コードシェア便）を利用する際のメリットやデメリット、また、ソラシドエア（SNA）にはファーストクラス（プレミアムクラス）があるかどうかなどご紹介していきます。
SNA便とは？
SNA便は、ソラシドエア（SNA）とANAが提携し、コードシェア便として運航されています。つまり、便名はSNAでも、ANAが実際の運航を行う場合が多く、ANAのサービスが適用されることが多いです。
東京（羽田）⇔ 大分、熊本、長崎、宮崎、鹿児島
名古屋（中部）⇔ 宮崎、鹿児島
沖縄（那覇）⇔ 名古屋（中部）、神戸、福岡、宮崎、鹿児島、石垣
プレミアムポイントの加算
SFC修行において最も重要なのは、プレミアムポイント（PP）の積算です。
SNA便（ソラシドエア）のコードシェア便を利用しても、ANAが運航している便として扱われるため、プレミアムポイントが加算されます。
加算されるPPは便のクラスや距離に基づきますので、ANA便として予約することが重要です。
ANA便名で予約された搭乗分は、マイルとプレミアムポイントが積算されます。SNA便名（ソラシドエア便）で予約された搭乗分はマイルとプレミアムポイントは積算されません。
ファーストクラス（プレミアムクラス）のシートはある？
基本はSNAのBOEING737-800型機が使われますので、ファーストクラス（プレミアムクラス）はありません。
このためファーストクラス（プレミアムクラス）の座席をご希望の方はSNA便は避けたほうがよいでしょう。（プレミアムクラスの料金設定がないので、事前アップグレードも不可です）
SNA便（コードシェア便）利用のメリット・デメリット
SNA便利用のメリット
便の選択肢が増える
SNA便を利用することで、ANA便と同様にSFC修行のフライト選択肢が広がります。特に繁忙期や空席が少ない時に便利です。
マイルの積算
SNA便であってもANAが運航する便なら、マイルがしっかりと積算されます。SFC修行に必要なマイルを効率よく集めることができます。
mimo個人的にはソラシドエアで提供されるあごだしスープが大好きなので、それもメリットの１つです！
SNA便利用のデメリット
ファーストクラス（プレミアムクラス）のサービスがない
SNA便はANAが運航するとはいえ、機材やサービス内容はソラシドエアのものとなります。このためファーストクラスの適用はありません。
予約の手続きが煩雑
ANAとソラシドエアの予約システムや変更・キャンセル手続きが異なるため、混乱を避けるためにはしっかりと確認が必要です。
急な運航変更
コードシェア便では、ANAが運航する便であっても、SNA側の運航変更が発生する場合があります。その場合、便の変更やスケジュールの調整が求められることもあります。
SNA便（コードシェア便）を利用する際のポイント
利用するSNA便がANAが運航している便かどうかを確認することが重要です。
予約時にANAの運航便であることを確認し、プレミアムポイントの加算が確実に行われるかをチェックしましょう。
また、事前アップグレードでファーストクラス（プレミアムクラス）を希望される場合はSNA便では適用できませんので注意が必要です。
ANA便の機材の確認方法
■予約前の場合
使用予定機種は、ANAウェブサイトにて空席照会画面で確認できます。
搭乗日、区間を選択し「検索する」を押すと空席状況が表示されます。
画面左側のフライト便名の近くに機種の記載があります。
機種名のリンクを押すと、当該機種の座席数やシートマップなどが確認可能です。
■予約済みの場合
【予約詳細】画面の「旅程」欄に記載されている機種名のリンクを押すと、当該機種の座席数やシートマップなどを確認することができます。
SNA便の場合、「73L」「73S」と表記されている機体はBOEING737-800（738）です。（ソラシドエア公式サイトより）
まとめ
SFC修行中にSNA便（ソラシドエア）のコードシェア便を利用することは、便の選択肢を広げ、効率よくプレミアムポイントをためるために有効な手段です。
ただ、機材やサービス内容に違いがあるため、利用前にはしっかりと確認しておくことが大切です。特に、事前アップグレードでプレミアムポイント（PP）の加算を計画している方は事前にANA便なのか、SNA便（コードシェア便）なのかを確認しましょう！