2025年度のANAマイレージクラブの上級会員資格取得について、ライフソリューションサービスの利用が多い方を対象とした一部条件の変更がありました。
JGCのステータス条件変更が発表され、ANAの上級会員獲得(SFC獲得)にも影響があるのではと心配していた矢先の発表にどきどきしながら記事を確認しました。
結果、今回の変更は搭乗実績でプラチナ会員を取得しようとする方(プレミアムポイントのみで達成する予定の方)には影響がない変更だということがわかりました。
一安心です。
ですが今回の変更でライフソリューションサービス利用の壁がかなり緩くなったと感じます。
このため、プレミアムポイントを組み合わせてSFC修行しようかな、と思う人もいそうです。
とりあえず今回変更になった点をしっかり確認して行きましょう。
2025年度対象のライフソリューションサービスが12から14に変更
2024年度までの対象のライフソリューションサービス
- ANAのふるさと納税
- ANAの保険
- ANAの住まい
- ANA STORE @SKY・国際線機内販売
- 空港内店舗(空港売店・空港免税店)
- ANA Mall・ANAショッピング A-style
- ANAマイレージモール
- ANAトラベラーズ
- マイルが貯まるその他加盟店
- ANAカードマイルプラス
- ANA Pocket・ANAマイレージクラブモバイルプラス
- ANAでんき
2025年度対象のライフソリューションサービスに追加されたサービス
今回大項目として追加されたのは、ANAリサーチとpenguinの2サービスです。
他、2024年度「ANA Mall1・ANAショッピング・A-style1」と分類された上記2の項目にANAセレクションが追加されました。
ANAリサーチとは
ANAリサーチとはアンケートに答えてポイントを貯めてマイルに交換できるサービスです。
利用の手順は以下の通りです。
ANAマイレージクラブアプリ、またはANAのWEBサイトからANAリサーチのページにすすみ、「モニター登録(無料)をする」をタップします。
必要な情報を入力してモニター登録を完了します。
アンケートTOP画面に表示されるアンケートチケットを選択してアンケートに回答します。
モニター登録後の初回アンケート回答では必ず3ポイントもらえます。
※アンケートで貯まるポイントはアンケートの種類や量によって異なります。
20ポイント貯まったらマイルに交換できます。20ポイント→8マイルとなります。
ただし、交換申請できるのは毎月1日、10日、20日(該当日が休日の場合は翌営業日)だけです。
交換申請から最短で5日後にマイル口座に加算されます。
あと少しで特典航空券に交換できるのに、、、という時には使えますよね。交換申請ができる日が限られていること、交換には5日以上かかることを考えると、余裕をもって取り組みたいですね。
penguinとは
penguin(ペンギン)とは、ANA X株式会社が2023年6月から開始した動画配信サービスです。
観光・旅行などのコンテンツに加えて、学びをサポートする有料コンテンツの配信もあります。
動画購入でマイルが貯まることや、コンテンツの購入にもマイルが貯まることなど、ANAマイル活用の幅が広がりますね。
利用の手順は以下の通りです。
新規会員登録画面のANAマイレージクラブ会員ログインをクリックし、以降、案内に従ってANAマイレージクラブ会員情報を紐づけます。
紐づけは後からでも可能です。
マイページ>設定よりお気に入りカテゴリを追加します
無料動画をみるだけであれば費用は発生しないので、旅行予定がある場合の予習動画などをみるのも楽しそうですね。
今回ライフソリューションサービスとして追加された2つのサービスはいずれも無料で利用できるサービス!
ライフソリューションサービスと併用でSFC修行も検討しようかな・・・という気持ちになります。
2025年度条件が緩和された変更
以下のサービスをマイルやSKYコインを使って利用した場合も対象サービス利用となります。
- ANAショッピング A-style
- ANAセレクション
- ANA STORE@SKY
- ANA Mall
- ANAトラベラーズ
- ANA FESTAリスト
マイルをたくさん持っている方にとっては朗報ですね!
2025年度条件が厳しくなった変更
ANAマイレージモールとANAカードの入会・継続時のボーナスマイルについてはサービス利用の対象外となりました。
「マイルが貯まるその他加盟店」としてもカウントされません。
以前の条件は「マイル積算を伴うサービスの利用をする」ことが条件だったので、入会によるボーナスマイルも対象だったということですね。
※2024年度の「ライフソリューションサービスの利用が多い方のステイタス獲得条件」を確認して記載しています。
2025年度のSFC獲得への影響は?
スーパーフライヤーズカード獲得条件であるプラチナ会員についての条件は以前と変わらず以下の2通りです。
- 1年間でプレミアムポイントを50,000ポイント獲得する
- 1年間でプレミアムポイントを30,000ポイント獲得し、さらにライフソリューションサービス7つ以上、400万円以上のカード決済獲得。
今回の変更により影響があるのは、「ライフソリューションサービス7つ」の選択肢が12から14に増えたことで獲得しやすくなったという点です。
14のサービスの中の7サービス、つまり半分クリアすればOKです。
ただし、その他の1年間で400万円以上のカード決済獲得がなかなか厳しいため、今回の変更によってライフソリューションサービスとの併用でSFC獲得を目指す人はあまり増えないのではないかと予想します。
年間400万円の利用だと月平均33万円。大型の支出予定がある人には良さそうです。
2025年度のANAスーパーフライヤーズカード(SFC)獲得条件変更まとめ
今回の変更点はANAスーパーフライヤーズカード(SFC)獲得の条件が変わったというより、ANA上級会員の条件が一部変わったのですが、2025年度SFC獲得を目指す身としては、とにかくプラチナ会員の条件にどう影響があるのかを知りたかった訳です。
結局、対象のライフソリューションサービスが12から14に増えた、ということでどちらかといえば朗報と言えますよね。
JGCの変更で来年度のSFC修行がどうなるかどきどきでしたが、安心して準備を進めたいと思います。